2011年12月05日

路面電車で見たまま書く

がたん ごとん とゆれる路面電車に揺られながら、私はこのはこのなかを観察した。この路面電車は2両編成のちいさなもので、蛇腹と半円を利用して結合されている。
がたん
「えー、信号が変わりましたのでー、しばらくー、おまちくださいー」
運転手の声が天井に埋め込まれているメタリックなスピーカーから流れ出た。
がたん ごとん
信号待ちを抜けて再び路面電車ははしりだす。ここからほぼ一本道のため、結合部の蛇腹はあまり活躍しないだろう。
posted by 黒味缶 at 11:29| Comment(0) | TrackBack(0) | エッセイ的なもの | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年11月12日

夏の日に欠かせないものといえば、氷だろう。
うちわや扇子、扇風機やクーラーと言った室内を涼に向けるものも、勿論大切ではある。しかし、人の体内を涼ませるには口にはいる冷たいものが一番だ。そんなわけで、夏の日に欠かせないものといえば氷なのだ。
飲み物を冷やすのにつかってよし、がりりと削ってかき氷にしてよし。私はそのまま口に含みゴリゴリ噛み砕くことも多いが、あまり歯によろしくないのでおすすめはできない。

そんな夏の必需品だが、西暦2011年の晩夏、8月31日に私は整体のために訪れた道場でやつらの違いというものを体感した。
整体を行ってくれる先生が、前の客と私達親子にお茶を注いだコップを配膳して
「私は、冷蔵庫の氷は駄目なのよ」
と笑って言った。
私は、そこでようやくコップの内に漂う氷に目を向ける。なるほど、確かに急に冷やして作られた氷と違い気泡がない。コンビニやスーパーで売られている氷だと言っていたが、私はそれを聞いてはじめて、そんな風に売られている氷の価値を知った。
普段目にする氷よりもつやつやぬるぬるとした個体と液体の境目が、心なしか笑っているように見えた。

書いた時期とかの解説
posted by 黒味缶 at 15:41| Comment(0) | TrackBack(0) | エッセイ的なもの | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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